福島スタデイツアー

福島原子力発電所の事故によって放射線は何万人もの避難を余儀なくさせ、町や村を立ち入り禁止区域に変えました。 今日、植物に最も近い地域は時間的に閉じ込められています。 家が荒廃し、雑草や他の植物が舗装や道路、かつては手入れの行き届いた庭園を飲み込む一方、イノシシや他の野生動物が通りを歩き回っています。

私は今回のスタデイツアーを通して目には見えない放射性物質が自然や人間の命を脅かされていることを地元の方の話を聞くことによって感じることができたように思います。人間が処理できないものをなぜ作ったのか分かりませんが分かるのは人々の日常生活が危険にさらされていることです。復興が進んでいるところもありますが人の出入りは少ないように思います。

私たちはマスメデアを通して福島の情報を知ることができると思います。しかし、メデアはいつも信頼のおける情報を流しているとは思いません。ですから、福島が今どうなっているのか、まずは福島を訪問し現実を見てほしいと思います。
私はスタデイツアーの時にお世話になった方や個人では到底できないツアーを企画してくださった大阪北地区の皆様、また出会ったすべての方々に心から感謝したいと思います。
ありがとうございました。

                         ブラッドリー ロザイロ

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