フードバンクin古賀教会

ベルナルド・オンダップ OMI – フードバンク活動とは、まだ安全に食べられるにも関わらず、やむを得ず処分されてしまう食料を企業や個人から無償で寄贈を受け、食料を必要としている人に無償で提供する活動です。私たちの周りにまだ食べられるのに様々な理由で処分されてしまう食料品などがあります。これらの食料を必要とする方々に無償で届けます。私たちの自宅にあるものでまだ食べられるものなど、“もったいない”から教会に持って行って必要とする方々に持って帰っていただく、そのような取り組みです。

新型コロナウイルスパンデミックは多くの人々の生活に大きな困難をもたらし、影響を及ぼしました。 福岡教区のさまざまな組織がパンデミックの影響を受けている人々、特に県内に住む技能実習生や留学生のニーズに対応するプログラムを組織してきました。

福岡近郊にある教会として、この地域の学生たちの差し迫ったニーズに応えるため、カトリック古賀教会がフードバンクやコミュニティパントリーを立ち上げました。 月に一度イオンモールでフード・ドライブを促進する福岡のNGOを特集したテレビ番組がそのきっかけでした。 外国人研修生や留学生のほとんどがイオンモールに行くことはめったにないために援助を受けることができませんでした。だから、教会でフードバンクを始めました。

私は古賀小教区評議会のメンバーにアイデアを提示し、彼らの熱心な支援により、2020年12月までにプロジェクトを開始することができました。小教区の皆さんは自分達の家にあった物を持ってきてくださいました。フードバンクのためにお金を寄付してくださった方もいました。 私は外国人研修生や留学生のニーズを教えてもらって買い物をしました。 通常、ミサの後これらの学生は私たちのフードバンクがある教会のホールを訪れ、もちろん無料で必要なものを持っていたりしています。

フードバンクはとても小さなプロジェクトですが外国人に対する小教区の皆さんの配慮と懸念を感じることができます。当初は1、2ヶ月試してみるという発想でしたが今でもたくさんの方々のご寄付でフードバンクは技能実習生や留学生のニーズに応え続けています。

This entry was posted in 福岡教区, 会員投稿. Bookmark the permalink.

Leave a Reply