“さあ、あなたがただけで人里離れた所へ行って、しばらく休むがよい” (マルコ6:31)

ブラッドリー ロザイロ、OMI ー あなたの一日は優先事項から展開されているのか、それともその日のスケジュールに覆われているのか。この質問は、日本での生活を振り返っている私の注意を引きました。

私たちは忙しい世の中に生きています。毎日スケジュールを見て、その日のやるべきことに追われています。一日が終わると、仕事をやり遂げた喜びを感じるかもしれませんが、眠りにつくと、体が一日の重みを教えてくれます。忙しさは悪いことばかりではないと思います。時には良いこともあるが、それが日常になると私たちは疲れ果ててしまいます。疲れた心と体を癒し、気持ちを新たにするためには適度な休息が必要なのです。

 

宣教師として30年間日本に滞在し、オブレート会日本・韓国地区長として6年の任期を終えた私は、サバティカル休暇を取ることにしました。その第一の目的は、肉体的、精神的、霊的、そして自分自身の刷新のためでした。その時にあるオブレート会員からアメリカ テキサス州 ・サン アントニオにあるオブレート会大神学校での「ミニスターへの奉仕」(Ministry to Ministers)サバティカル・プログラムを紹介されました。そのプログラムは今の自分に必要だと思ったので応募することに決め、春のセッション(2024年1月9日~5月10日)に参加することになりました。

 

「ミニスターへの奉仕」は、司牧に数年間従事している司祭や修道者、信徒を対象にした体験プログラムであります。聖書の「安息日」の4つの重要な側面であるceasing「止まる」、resting「休む」、embracing「抱く」、feasting「饗宴する」はそのプログラムの枠組みを構成し、神と自分の最も深い自己との出会いを促進します。霊的指導、信仰分かち合い、共同生活は、個人の成長と刷新に資する雰囲気づくりに不可欠な要素であります。聖なる宇宙、夢、人生後半のスピリチュアリティ、ストレスと不安、霊的日記ワークショップなど、さまざまなトピックに関する会議やミニ・コースは、人生の内なる旅路を振り返るのに役立ちます。祈り、内省、読書、身体的な健康のために自由時間がたっぷり与えられています。エクスカーションや外出は、サン アントニオの豊かな歴史と多様な文化を学ぶ機会を提供します。

 

仲間と過ごした時間は、私が切望していた再生の贈り物を経験する、人生における重要な瞬間でした。春のセッションの参加者は21人で、国際的なグループでした。修道司祭8名、教区司祭4名、修道士2名、シスター7名でした。国籍別では、アメリカ7名、フィリピン、ニュージーランド、イギリス各2名、カメルーン、カナダ、インド、アイルランド、ケニア、シンガポール、ザンビア、スリランカ各1名でした。国籍も文化も多様性に富んでいたように感じました。そのため互いの文化を知る可能性が広がり、コミュニティ形成に役立ちました。私たちはお互いの話、喜びや悲しみを分かち合うことで互いに学ぼうとしました。異なる背景を持つ人が、異なるアクセントで英語を話しながら生活するのは楽しかったです。

 

共同生活以外にも、周囲の自然の美しさや静かな雰囲気、また休養や外出が私をリラックスさせ、疲れた魂に新たなエネルギーと強さを与えてくれました。心が休まり、若返った気分でした。人生のこの段階で自分にピッタリのプログラムに参加できて幸せでした。このような爽快な体験を与えてくれたオブレート会と大神学校のスタッフの皆様に感謝の意を表したいと思います。

 

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