人々を心に刻む
ノボとニー • ジェローム, OMI ー 今日、長崎を思い起こすにあたり、私は単に歴史上の一つの出来事について語りたいのではありません。私たちが心に刻むべきなのは、そこに生きていた一人ひとりの人間です。父親や母親、子どもたちや祖父母、学生や働く人々、司祭や修道女たち―1945年8月9日、その命は突然奪われました。
日本で61年間生活し、奉仕してきたカトリック司祭として、私は長崎が単なる地図上の一つの場所ではないことを深く感じるようになりました。長崎は、記憶を刻む聖なる場所です。日本の歴史、カトリック教会の歴史、そして戦争の悲劇が一つに重なる場所なのです。











