会計係の仕事

古川 健一 OMI ー  私のメインの仕事は会計係です。しかし、日本では人材不足で、幼稚園の園長、小教区の担当もしています。いつも減らしてほしいと頼んでいますが、いまだ、先送りされています。

具体的には何をしているか、記述してみます。まずは、会員が、月末に報告してくる会計報告を支部毎に合算します。その合算した表をもとに、会計センターに提出する、仕訳伝票をつくるのです。

月の報告だけではありません。年に1回、予算書、決算書を作成します。

そして、会員が一年間、会計報告をすることができるように、会計フォームをを作成します。車の保険、生命保険、火災保険の窓口、ローマとの金銭的な事務手続きを担当します。
こう書くと、簡単な仕事と思われるかもしれません。

実際は難しいことがたくさん、あるのです。会員から報告されたレポートの中には、誰から、誰へ、もしくは、どこから、どこへ流れたお金か、報告がない場合が多いので、探さないといけません。

他には、予算を作ってくれない会員もいます。記録が抜けていたり、間違っていたりします。けれども、これは、お互い様で、私も間違いがあります。人間は完全でなく、神さまだけが完全なのはわかっています。けれども、時々、この仕事を辞めたいと思うときがあるのです。

それは、心ない会員からは、退屈な仕事をしている人など、ネガティブな事を言われる事があるからです。それらの言葉を、言われる度に、司祭なのにこの仕事をする必要があるかと自問自答しています。

けれども、修道会の中で、誰かがやらねばならない仕事である事は間違いないのです。

宣教活動するにも、天からお金が降ってくるわけではなく、経済的な動きを無視することはできないのです。
それでも、続けられるのは、語学の苦手な私を、手伝ってくれている会員達がいるからです。ローマ等の海外とのやりとりを、いつも手伝ってくれています。その一人ひとりに感謝しています。
一番大きな問題です。会計係を、一人の人が長くすると良くないのです。昨今、マスコミの報道を見ていると横領事件など、会計係は不正を行う誘惑があるのです。

会計状況を一人の人だけが知り、他の人が曖昧に知っているという状況は会にとっても良くないのです。なので、次期、会計係は必要です。

私はたまたま、簿記の資格をもっているので、比較的に楽に引き継ぎましたが、それでも、一人でこの仕事をするのには数年かかりました。この仕事は一日で引き継げる仕事ではありません。

だから、将来のために、若い修道会士が実践を通して学んでいってもらう必要があると思います。未来に向けて真剣に考える必要があると思います。読んでくれてありがとうございます。

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